胎便吸引症候群と母親失格~ママだけ退院したあなたへ~

目安時間:約 11分
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ぽん
こんにちは、ぽんです。

 

今回はわたしが出産した時のことを

話したいと思います。

 

破水からの出産

 

『陣痛がきたら時間を測って10分間隔になったら病院に電話』

 

 

予定日が近くなってきてから

 

このパターンで繰り返しイメトレしてたわたしですが

 

破水して病院に行きました。

 

破水のイメトレもしておけよって感じですが。笑

 

 

そのまま入院し、陣痛が始まる。

 

 

このときのわたしは

 

『あと数時間で赤ちゃんにあえる!頑張るぞ!』

 

なんてドキドキウキウキしていたのですが……

 

 

 

結局産まれたのが2日後。

 

帝王切開ギリギリでの出産でした。

 

 

 

あれ?え?わたしの赤ちゃん……

小さい産声をあげて産まれてきてくれた我が子。

 

『ん?なんか変な色してる?』

 

緑色なんです。

 

『でも、泣いたから大丈夫だよね?』

 

小児科の先生がチューブでなんか吸引してる。

 

『ドラマだと産まれたらすぐ抱っこしてるのにまだなのかなー』

 

なんて能天気なことを思ってました。

 

30分くらいかな?1時間くらいかな?

 

吸引が終わったと思ったら

 

「写真撮りなね!」って一瞬抱っこさせてくれて

 

そのまま保育器に入れられて別室へ。

 

 

 

それでもわたしは

 

『みんなこんなもんなんだ』

 

と思っていました。

 

 

 

点滴も終わり病室に戻ると

 

小児科の先生と助産師さんから話が。

 

「胎便吸引症候群で呼吸が安定しないからこども病院に搬送します」

 

 

『……え?こども病院?病気なの?』

 

 

わたしが出産した病院は当時小児科がまだなくて

 

専門的な治療ができないから

 

重症ではないけど一応転院させましょうとのこと。

 

 

 

30分くらいで救急車が来て離れ離れに。

 

 

入院しながらお見舞い

次の日から病院に外出届を出して

 

こども病院に毎日お見舞い。

 

まさか自分の赤ちゃんがNICUに入るなんて

 

思ってもみなかった。

 

酸素マスク、ミルク用のチューブ、点滴……

 

小さい体にたくさん繋がれていて

 

顔もよくわからない状態でした。

 

 

それでもかわいくてかわいくて

 

時間の許す限り隣で眺めていました。

 

 

搾乳と罪悪感

別々に入院していることに加え

 

チューブで直接胃にミルクを入れていたので

 

おっぱいをあげることができませんでした。

 

でも、こども病院の方から

 

「冷凍母乳を持って来てくれれば飲ませますよ」

 

と言っていただいたので

 

毎日搾乳した母乳を冷凍して届けました。

 

 

 

ただ、搾乳に使う道具や冷凍庫が授乳室にあったので

 

哺乳瓶を取りに行くときや

 

母乳パックを冷凍しに行くとき

 

他のママたちが授乳しているのが見えちゃうんです。

 

『ほんとならわたしもここで授乳してるはずだったのに』

 

『もうみんな授乳に慣れてきてる……』

 

なんて毎回思ってしまうんです。

 

部屋で自分を責めて泣きました。

 

助産師さんは

 

「ほかのママより休めてラッキーって思おうよ!」

 

「今のうちにたくさん寝ておきなよ!」

 

って慰めてくれるけど

 

その時は素直に受け入れられなかった。

 

 

だってわたしのせいだもん。

 

 

胎便吸引症候群になったのは

 

お産に時間がかかりすぎたから。

 

なぜ時間がかかりすぎたかっていえば

 

わたしが太りすぎたから。

 

 

だからわたしのせい。

 

 

 

『健康な状態で産んであげられなかった。

 

あんなに小さい子に苦しい思いをさせてしまった。

 

産まれてから抱っこもしてあげられない。

 

おっぱいもあげられない。

 

そばにいてあげることもできない。

 

こんなの母親じゃない。』

 

 

ずっと思ってました。

 

母親失格だって。

 

 

 

 

ついに退院!!

わたしは出産から3日後に退院し

 

自宅から毎日お見舞いに行っていました。

 

1週間もすると赤ちゃんの状態もだいぶ良くなり

 

おむつ替えや沐浴、授乳も練習し始めました。

 

 

 

一通りのお世話もできるようになり

 

赤ちゃんの状態も安定したので

 

9日目で退院できました。

 

 

待ちに待った赤ちゃんとの生活。

 

ちょっとだけスタートが遅れたけど

 

その分頑張った。

 

『この子が頑張って元気になってくれたんだから

 

いい母親にならなきゃ』って思った。

 

今思うと

 

そのおかげで頑張れたのかもしれません。

 

もうすぐ1歳になりますが

 

特に異常もなく元気に成長しております。

 

 

最後に

病気のことを書くのは悩みました。

 

胎便吸引症候群でも症状が重いと仮死状態や後遺症があったりするし

 

他の重い病気の子もいると思うし

 

 

だから『治るから頑張れ』なんで無責任なこと言えないけど

 

ママと赤ちゃんが別々に入院してたり

 

ママだけ退院してたり

 

わたしと同じ状況の人に

 

 

『あなただけじゃないよ』

 

 

ってことを伝えたくてこの記事を書きました。

 

 

 

今は悲しいしつらいし

 

自分を責めてしまうこともあると思います。

 

でも、責めなくていいんです。

 

母親失格なんて思わないで。

 

 

少なくとも赤ちゃんのことを考えて

 

悩んで自分を責めるあなたが

 

母親失格なんてことは絶対にあり得ません

 

断言できます。

 

 

 

 

わたしがそうだったように

 

他人に何を言われても

 

変わらないかもしれないけど

 

『わたしも同じだったよ』って伝えることで

 

あなたが少しでも楽になれたら嬉しいな。

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ぽん:このサイトの管理人。2017年出産。食べること、寝ることが好きなぐーたら主婦。母乳担当。

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ちびぽん:ぽんの息子。2017年5月生まれ。好きなものはタイヤ。車ではなく、タイヤ。

 

ひな:ぽんの元職場の後輩で現在はママ友。22歳。明るく美人だが、ちょっとOBAKA ☆ミルク担当。

ゆめ:ひなの娘。2017年12月生まれ。おませな女の子。口癖は「~でし」

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